『ブルース・ブラザーズ』(1980)

<概要>

『ブルース・ブラザーズ The Blues Brothers』は、1980年にジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド主演で公開されました。

ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドは、当時人気のコメディアンで、「サタデー・ナイト・ライブ」というアメリカの現在まで続く、人気コント番組の初代メンバーとして出演していました。(毎週生放送なんですよ!)

その番組の中で生まれたキャラクターが「ブルース・ブラザーズ」です。

ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドは名コンビとして、スティーブン・スピルバーグ監督の『1941』という作品にも出演しています。

当時、二人が「ブルース・ブラザーズ」名義で出したデビュー・アルバムは、ビルボードで全米1位を記録していました。

ダン・エイクロイドは脚本家としてもこの作品に関わっており、彼の趣味がふんだんにちりばめられています。

(彼はのちに『ゴースト・バスターズ』でも脚本に携わり、メインキャストとして出演しているのは有名ですね。)

一方、ジョン・ベルーシはコメディアンとしても、俳優としても評価されており、人気絶頂のさなかにありましたが、真面目な性格からプレッシャーに押しつぶされ、覚せい剤に溺れ、1982年に33歳の若さで亡くなりました。

 

また映画『ブルース・ブラザーズ』には超有名なミュージシャンや俳優などが出演しています。

ジェームズ・ブラウン、レイ・チャールズ、キャリー・フィッシャー、ツィギー、スピルバーグまで!

どこに誰が出てくるのか楽しみな映画でもあります。

※『サタデー・ナイト・ライブ』……1975年にアメリカで始まり、現在でも続く生放送のコント番組。歴代のキャストには、ビル・マーレイやエディ・マーフィー、ロバート・ダウニー・Jrなどがいます。

 

<あらすじ>

刑務所から出所したジェイク(ジョン・ベルーシ)は出迎えてくれた弟のエルウッド(ダン・エイクロイド)は、自分たちが育った孤児院を訪れる。そこで孤児院が財政危機のため閉鎖の危機に陥っていることを知る。どうにかして孤児院を救いたい二人は進められて訪れた教会でジェームズ牧師(ジェームズ・ブラウン)の説教を聞き、バンドを結成する啓示を受ける。二人は以前組んでいたバンドメンバーを再結成するために、バンドメンバーの元に説得に行く。

 

<感想>

とてもエンターテイメントに富んだ作品になっています。

ジャンルでいうとB級映画に分類されますが、大変制作費のかかった大掛かりな映画です。

スピード狂のダン・エイクロイドのカーチェイスシーンもあります。

爆破シーンもあり。

現在ではなかなかできないだろうな、と思えるシーンがたくさんありますので、そこがこの映画の馬鹿馬鹿しく、楽しいところでもあります。

 

また音楽が大変良いです。

私はこの映画で体感した音楽が、音楽好きの原点となっています。

自然と体が動いたり、踊りだしたくなるようなブラックミュージック、また有名なミュージシャンによる演奏は、この映画をみた当時の思春期の私にとっては大変刺激的でした。

ジェームズ・ブラウンやレイ・チャールズが、本当にカッコ良く、良い音楽には時代や国境は関係ないと実感させてくれました。

主演のベルーシとエイクロイドはコメディアンではありますが、大変音楽が好きなんだな、と思わせてくれます。

歌唱レベルについては私は専門家ではないので詳しく評価することはできませんが、そんなこと関係なく「音楽って楽しい!」と感じさせてくれる映画です。

 

ストーリーは大変馬鹿馬鹿しく、楽しい内容です。

元気になりたい時に見る作品です。

何も考えずに楽しめる作品になっていますので、ふと落ち込んだ時や元気を出したい時におすすめです!